エルダーフラワー(ホルンダー)のコーディアルつくり
先週の日曜日、おともだちのりこさんといっしょに、ミュンヘン市内のルイトポルド公園へ。
いま花盛りの、エルダーフラワーを摘みに行ったのであります。
エルダーフラワー、ドイツ語ではホルンダーといいまして、日本語だとニワトコ。
バニラにも似た甘い香りを発する、白い小さな花がかたまって咲きます。

ミュンヘンには街角のあちこちに普通に見かけるかわいらしい花ですが、今回は花を摘んで、そのエキスをとじこめたコーディアル(飲料用シロップ)を作るのが目的なので、道路沿いの排気ガスをたっぷりと浴びたようなお花は、パス。
そこで、空気の清らかな公園まで遠征したわけです。
コーディアルに関しては、今までも本などで読んで、作りたいなあとは思っていたのですが、なにごとにつけ、お尻の重いタイプのわたくし、お花の盛りの時期に公園まで摘みに行って、それをシロップに加工する、というのがなかなかできませんでした。
対する、今回ごいっしょしていただいたりこさんは、ひょいひょいと行きたいところに行く、行動派。
じつは去年、彼女のお宅で手作りのコーディアルをいただいてから、次回はぜひごいっしょに! と頼み込んであったのでした。
さて、りこさんといっしょに、さっそく公園へ。
彼女のご推薦の採取場なだけに、あちこちに咲いています、ホルンダー。
りこさんのおすすめにしたがい、できるだけ満開で、なおかつ虫の少ないお花を選びます。(虫はねえ、どうしても避けられないですね。殺虫剤もかけていない天然のお花だから)
「家に帰ってから、ベランダに2~3時間広げておけば、虫がばーっと落ちるから」
とは、りこさんのアドバイス。
虫のことはあまり気にしないようにしましょう。
りこさんのお嬢さん、8歳のナニちゃんも、うちの6歳のプッチーも、お花を集めるのは大好き。
「あ、ここのお花が大きい!」
「あっ、こっちにも大きいのが!」
競うように摘んで、公園の丘を登って下る頃には、ショッピングバスケットがいっぱいになりました。
家に帰ってから、甘い匂いを漂わせているお花のひとつひとつを、新聞紙の上に広げてしばらく置いておきました。
家に帰るまでに、公園の途中で、フリスピーやジャグリングなどの遊具を使ってみんなで遊んだり、マクドナルドに寄ったりしたので、そのあいだにもけっこう時間はたっていたんですね。

その分もあわせて、だいたい2~3時間はたったところで、これらのお花をアスコルビン酸100グラムをとかした水2リットルに浸けます。
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わたしの持っているコーディアルのレシピでは、24時間つけておくということでしたが、わたしは翌日時間がなくて、1週間たってから次のステップに移りましたが、それでもちゃんとできました。
浸け終ったホルンダー水を布ぶきんで濾し、お花のエキスをたっぷりと含んだ液をお鍋に入れて火にかけます。そして2キロのお砂糖を入れて煮溶かすというのがレシピの分量ですが、2キロはちょっと多いなあ、歯にも健康にもよくないし、買い置きもないし、ということで、わたくしはケチって1キロぐらいしか使いませんでしたが、それでも十分に甘いシロップができましたよ。
お砂糖が溶けきったところで、あとは手早くガラス容器に密閉します。

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もともと、季節の味を長期保存するのが目的なので、きっちりする場合は、ガラス容器も事前に熱湯を通して滅菌しておくべきなのですが、こういうの、めんどくさいじゃないですか。
さらにうちの場合は、12歳のおにいちゃんが、ホルンダーのコーディアルをはじめ、ミントシロップなど、この手のものが大好きなので、たぶんあっというまになくなってしまうであろうという推測のもとに、容器もろくろく消毒しないで、あつあつのコーディアル液をそのまま入れて、消毒を兼ねる、というザツな方法。
それでもできあがれば、おいしいコーディアル。
ヨーロッパの6月の味です。
ハーブコーディアル エルダーフラワー
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